“ソルフェージュ”という言葉、 あなたは聞いたことがありますか？

ソルフェージュトレーニングは、 《音感》《リズム感》《読譜力》を身につけるために行います。

詳しくいうと、 音を正確に聴き取り、正確に歌い、譜面に起こす。
また、譜面を正確に読み取り、正確に演奏する。

音楽のプロになろうという人にとって
《音感がない》《リズム感がない》《楽譜が読めない》というのは、あまりにも無謀で恥ずかしいことです。
きっといつか“壁”にぶち当たってしまうでしょう。

例えば・・・

ヴォーカルレコーディングの際、
ソルフェージュ力＝(正確なピッチ・リズム感、読譜力)が “ある人”“ない人”とでは
【ウタイレ】にかかる時間が全然違ってきます。

実際によくある話ですが、

《音感の無い人》は、
ディレクターに音のズレを指摘されても、 自分自身が、“どの音がどれくらいズレているか”分からないので
それを正確に理解できないないばかりか、 悪いピッチがなかなか直りません。

《リズム感のない人》も、
同じ事が言えますし、気持ちよくノレません。

《譜面が読めない人》は、
その場でのメロディ変更や、 コ－ラスの【ウタイレ】時にどうするのでしょう？
特にコーラスは、和声(コード)感を鍛えておかないと、
他のメロディや楽器にツラれ、気持ちよくハモレません。

ソルフェージュ力＝(正確なピッチ・リズム感、読譜力)が無いと、
発声のコントロ－ルをどうしていいのか分からず、 結局朝までダラダラ歌って、
尚かつ “いいTake”も録れない！

ソルフェージュ力のある人は、
早々と帰って、次曲の準備をしているか、 もしくは気分転換に出かけているかも？

お解りだとは思いますが、 夜通し何十回も歌い続ければ、声帯はヘロヘロ。
歌どころか、話す声も出せなくなります。
たくさん歌って“いいTake”が録れたという話は、 聞いた事がありません！

《ソルフェージュ力》＝《歌唱力》
といっても過言ではありません。

ソルフェージュ力が “ある人”と “ない人”、 どちらが有利でしょう？。
【ウタイレ】だけでもこれだけの差が出るのですから、
作曲、アレンジ、演奏もしようという人にとっては尚更必須です！

せっかく音楽を勉強するなら、
ソルフェージュもトレーニングしてみませんか？(任意)